5年で3倍!? QQQを深堀してみた。
今回は、5年で3倍以上になっている成長ETFのQQQを詳しく見ていきます!!
▼今回の記事では、下記のような事を調べてみました~!!
・投資している銘柄
・投資しているセクター比率
・他のETFとの比較
QQQとは?
正式名称は”Invesco QQQ Trust Series 1″、ティッカーシンボル”QQQ”です。
ナスダックの上場銘柄のうち、時価総額の上位100社(金融セクターを除く)に投資しています。

▼QQQの特徴はコチラ!!
QQQ リアルタイムの株価(週足)
投資している銘柄
QQQの投資先は100銘柄です。
投資先はアップル、マイクロソフト、アマゾンといった日本でも超有名な会社に投資しています。
この3社だけでもQQQの30%を構成しており、10社でも50%を構成しています。
▼上位10社
アップル
マイクロソフト
アマゾン
テスラ
アルファベット(Google)
フェイスブック
アルファベット
エヌビディア
ペイパル
インテル


投資先の業績は?
構成比が1%以上の22社の業績を見てみました。
売上高がこれだけ大きいにも関わらず、成長率も10~20%以上がゴロゴロしていますね。
価格競争に巻き込まれていないのか、利益率が20%以上の企業が多いですね。


投資している業種、セクターは?(VTI、VYMと比較)
QQQとVTIとVYMを比較しながら、セクター比率を見てみます。
QQQ…ナスダック上位100社(金融除く)
VTI…全米3600社
VYM…米国の高配当400銘柄


QQQはテクノロジー44%、通信20%、一般消費財18%と、上位3セクターで82%も占めています。




QQQは金融セクターへの投資を行っていません。
金融セクターは、VTIでは14%、VYMでは22%の構成比を持っています。
これはQQQを運用しているインベスコ社の意思入れが影響していますね。
「JPモルガンチェース、バークシャーハサウェイ、バンクオブアメリカといった巨大金融企業に投資したくない」というメッセージだと受け取っています。
投資戦略
QQQは他のETFと比べると、銘柄数が少なく、時価総額が大きな銘柄に絞っています。
意図的に金融セクターを避けることで、リターンが大きくなるように設計されています。
逆に言えば、金融セクターが好調な局面ではリターンが劣ることもあります。
これを踏まえたうえで、私の投資戦略は以下の通りです。
①資産の5~6割はVTIに任せる。
②資産の1割をQQQに任せる。
③VTIとQQQは売らない。
QQQの投資銘柄は世界規模で事業を展開している企業です。
これらの企業が衰退した際にはQQQの投資対象から外れ、次世代の銘柄がQQQの投資対象になります。
VTIと違い、投資銘柄を絞っているため、投資銘柄の成長の恩恵を大きく受けられます。
逆もしかりですが…笑


ではでは。


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