【新興国ETF】VWOに投資している3つの理由(IEMG、EEM)

私は資産1億円を目指すサラリーマン、ざきちゃんです。(@zakichan_blog)

今日は私も投資している新興国ETFのVWOを紹介します。

アメリカへの投資は高いパフォーマンスが期待される反面、アメリカ以外の国が成長した際の恩恵を受けることができません。私のポートフォリオは、アメリカ株投資の比率が高くなっています。例えばVTI(全米株式)といったアメリカへ投資するETFが中心です。

アメリカ以外の地域が成長した恩恵を取りこぼさないためには、欧州やアジアといったアメリカ以外の地域への投資が必要となります。人口増加・経済成長が見込まれる中国、インド、ブラジルといった国は、検討に値する投資先です。

今回は株式投資の地域分散を目的とした新興国投資の魅力をお伝えしていきます!

このような方に向けて書きました!
  • 新興国ETFのVWOってなに?
  • 新興国投資の魅力を知りたい
  • 新興国投資の懸念点を知りたい
目次

■新興国ETF VWOに投資する3つの理由

  • アメリカ以外に地域分散ができる
  • 新興国は人口増加/経済成長が期待大
  • 1つのETFで新興国に投資ができる

■新興国とは?

▼そもそも新興国とは?

新興国とは、先進国と比べて経済水準が低いものの、著しい経済成長を秘めている国のことです。代表的な新興国でいうと、中国・インド・ブラジル・ロシア・南アフリカなどが挙げられます。

新興国の明確な定義がなく、いろんな基準によって選定されている国が変わります。

IMFは世界の194の国と地域のうち39の国・地域を先進国に分類し、残りの155の国・地域を新興国に分類しています。一方で、株式市場の代表的な指数を提供するMSCI社は先進国株式指数と新興国株式指数を提供するにあたり、先進国23か国と新興国26か国でそれぞれの指数を構成しています

引用元:ピクテ投信投資顧問 新興国投資の魅力と新興国の定義
ざきちゃん
日本・イギリスといった先進国は経済成長が鈍く、中国・インドといった新興国は経済成長の勢いが強い!

■新興国ETFの徹底比較

ETFヒートマップで見る新興国ETF

ETFヒートマップの中央右上部分が新興国(EMERGING MARKETS)に投資するETFです。大きなETFでいうと、VWO、IEMG、EEMの3つがあります。今回はこの3つのETFについて紹介します。

ざきちゃん
ETFヒートマップについては別記事でまとめています。ETFを網羅的に理解したい人はぜひご覧ください。

新興国ETFの情報比較(VWO/IEMG/EEM)

VWO、IEMG、EEMの3つの比較をしていきます。

ETFの名称(VWO/IEMG/EEM)

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銘柄名名称
VWOバンガードFTSEエマージング・マーケッツETF
IEMGiシェアーズ・コアMSCIエマージング・マーケットETF
EEMiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF
【ETF】名称比較

VWO、IEMG、EEMの名称は”エマージング・マーケットETF”という共通点があります。エマージングマーケットというのは新興国のことを指します。

エマージング市場とは、経済が発展途上にある国や地域の金融市場のことで、新興国市場とも呼ばれます。エマージング(emerging)は直訳すると「新出現の」という意味です。一般的には、中南米、東南アジア、中東、東欧などの市場を指します。

引用元:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集

ETFの概要(VWO/IEMG/EEM)

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項目VWOIEMGEEM
運用会社バンガードブラックロックブラックロック
組入銘柄数5,2222,5181,203
純資産総額1,198億ドル803億ドル318億ドル
配当利回り1.83%1.77%1.38%
経費率0.10%0.11%0.68%
配当-経費(率)1.73%1.66%0.70%
配当スケジュール3か月3か月3か月
【ETF】概要比較

ETFの概要比較では、3つのETFのうちVWOをオススメします。組み入れ銘柄数5222、運用資産額1198億ドル、配当-経費率1.73%と全ての項目でトップとなります。

ざきちゃん
VWOの配当利回り1.8%は魅力的ですね!経費率も0.1%と低コスト!

ETFの投資国比較(VWO/IEMG/EEM

【ETF】投資国比較
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国名VWOIEMGEEM
中国40.734.1237.19
台湾18.314.6413.86
韓国013.7913.21
インド11.810.79.9
ブラジル5.45.064.86
南アフリカ4.33.813.83
ロシア連邦2.72.953.23
サウジアラビア3.32.782.81
タイ2.51.931.74
メキシコ2.11.781.78
マレーシア21.481.34
インドネシア1.41.211.15
その他5.55.755.1
【ETF】投資国比較

VWOとIEMG/EEMの大きな違い「韓国」に投資しているかどうかです。VWOは韓国に投資しておらず、IEMGとEEMは韓国に投資しています。VWOのベンチマークであるFTSEでは韓国を先進国と定める一方で、IEMGとEEMのベンチマークであるMSCIでは韓国を新興国と定めています。

いずれのETFでも中国・台湾・インドの3カ国の割合で60%以上を占めており、特に規模が大きな中国の比率が高いETFとなっています。中国にはテンセント、アリババ、中国建設銀行といった超巨大企業があるため、ETFの中でも中国の比率が非常に高い結果となっています。

ざきちゃん
韓国を含んだほうが良いかはチャートを見て判断しましょう。

ETFの投資セクター比率

【ETF】セクター比率
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セクター名VWOIEMGEEM
情報技術20.1%20.6%16.8%
金融17.6%18.6%18.8%
一般消費財・サービス16.2%16.7%15.7%
通信10.7%11.6%12.3%
素材9.0%8.5%8.6%
生活必需品5.7%5.7%6.1%
資本財・サービス5.7%4.5%5.7%
ヘルスケア5.3%4.8%4.8%
エネルギー4.6%4.9%5.2%
不動産2.5%2.0%3.4%
公益事業2.2%2.0%2.6%
【ETF】セクター比率

セクター比率の比較では大きな差は見られません。情報技術、金融、一般消費財、通信の4セクターで60%以上を占めています。中国、台湾の超巨大企業のセクターの比率が多いです。

ざきちゃん
具体的な投資銘柄を見ていきましょう!

VWOの投資銘柄

VWOの投資銘柄
引用元:Bloomberg VWO

VWOの投資上位銘柄はテンセント、アリババ、台湾セミコンダクターといったハイテク超巨大企業が並びます。中国は人口10億円を超える世界人口最多国のため、内需だけでも非常に大きなボリュームがありますね。

ざきちゃん
中国企業に分散投資ができることも新興国ETFの魅力ですね!

新興国ETFのチャート比較

ETFの概要、投資内容を理解したらチャートを見ていきましょう!

【チャート比較】VWOとIEMGとEEM

【チャート比較】2005~2021年/VWO/IEMG/EEM
引用元:YahooFinanceUSA

VWO、IEMG、EEMでは韓国以外の投資国は似通っているため、15年チャートの比較では3つのETFは同じ値動きをしています。

わずかな差ですが、VWOは他2つのETFよりもパフォーマンスが劣っています。15年チャート以外の2年、5年といったチャートでも同じような傾向が見られました。

  • パフォーマンスを追い求める方は、VWOと比較しても配当・経費率が遜色のないIEMGをオススメします。

【チャート比較】VWOとVTIとTLT

チャート比較】2005~2021年/VWO/VTI/TLT
引用元:YahooFinanceUSA

VWOとVTI(全米株式)、TLT(米国長期国債)の比較をしてみました。

2021年現在、VTIは最もパフォーマンスの高い結果となりました。一方で、2005~2014年はVWOのほうがVTIよりもパフォーマンスが高いことが分かります。

アメリカ株と新興国株と国債の値動きはかなりバラツキが見られます。アメリカに集中投資している方の分散先として新興国株は魅力的です。

ざきちゃん
分散を期待し、私も毎月VWOを買付しています!

新興国の魅力と懸念点

新興国の魅力(人口)

人口と経済は密接な関係性があるため、人口が増える新興国は大きな経済成長が期待されています。逆に、日本を代表する人口が減少する国は国内の需要が減るため、国外に需要を頼る必要があります。

国連の報告書によると、世界人口は現在の77億人から2050年に97億人、2100年に110億人へと増加する見込みです。人口が増加する地域は新興国に集中すると考えられています。

今後2050年までに予測される世界人口の増加の過半は、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニア連合共和国、インドネシア、エジプト、米国(予測される人口増が多い順)の9カ国で生じます。インドは2027年頃、中国を抜いて世界で最も人口が多い国になるとみられます。

引用元:国際連合広報センター
ざきちゃん
今後10年、20年後に期待して、新興国に投資するのはワクワクしますね

新興国の魅力(GDP)

GDPは国内総生産といい、一定期間に生み出されたモノ・サービスの総和のことです。国が儲けたお金の金額とも呼ばれています。GDPは「(1人あたりのGDP)×(人口)」で計算できるため、人口が増えれば増えるほど、GDPは拡大します。

2030年GDP予想(参考:PwC Japan2050年の世界をもとに作成)
2050年GDP予想(参考:PwC Japan2050年の世界をもとに作成)

新興国の懸念点(経済と政治)

新興国は著しい経済成長を秘めている一方で、先進国と比べて経済・政治の整備は進んでいません。経済リスクとは経常赤字・高インフレといったリスクであり、政治リスクとは戦争・テロ・法整備といったリスクです。

例えば、中国であればアメリカとの貿易摩擦は避けられませんし、香港や新疆ウイグル自治区といった問題も解決までに時間がかかります。経済・政治が不安定であれば、株式市場の値動きにも影響が出るため、先進国と比べると新興国投資は不安定さが懸念されます。

ざきちゃん
特に、中国とアメリカの対立は和解しそうにないので、株価に影響が出ます。

まとめ:VWOを投資戦略に落とし込む

VWOの3つのメリット

  • アメリカ以外に地域分散ができる
  • 新興国は人口増加/経済成長が期待大
  • 1つのETFで新興国に投資ができる

VWOの3つのデメリット

  • 経済・政治面の不安定さ
  • 先進国投資と比べて経費率が高い
  • 先進国株と連動性が高い

投資戦略に落とし込む

全米株式(VTI)、S&P500(VOO)といった米国ETFに集中投資している人も多いと思います。現在は世界経済の中心はアメリカのため、米国中心のポートフォリオに違和感を覚える人は少ないと思います。

しかし、新興国の人口増加・インフラ整備などが進めば、世界経済の中心はアメリカから変わる可能性もあります。Amazon、Facebook、Googleといった企業は中国から事業を撤退しています。

私はアメリカに偏った投資には疑問を感じています。新興国へ投資するためにVWOをポートフォリオに組み込んでいます。全資産の10%程をVWOで構成することを目指しています。

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以上、新興国へ投資が可能なVWOの紹介でした。

皆さまの投資戦略に活かしていただけると幸いです。

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