4月18日~4月24日のマーケットの振り返りです。
多忙な皆さまのお役に立てれば幸いです!
▼本記事の内容
1.主要マーケット指数
2.ETF/S&P500 ホットマップ
3.ニュース
1.マーケット指数
株式指数
日経平均、S&P500、NYダウ、ナスダック総合の4つの株式指数を見ていきます。
週の終値と、カッコ内には前週の終値からの増減率を記載しています。
日経平均…29020(-2.23%)
TOPIX…1914(-2.34%)
NYダウ…34043(-0.46%)
S&P500…4180(-0.13%)
ナスダック総合…14016(-0.125)
日本とアメリカの主要株式指数は全て前週比マイナスです。
中でも、日経平均は4週連続で下落する結果となりました。
米国10年債利回り、ドル指数、ドル円
続いて、米国10年債利回り、ドル指数、ドル円の3つを見ていきます。
米国10年債…1.559(-1.94%)
ドル指数…90.86(-0.76%)
ドル円…107.91(-0.79%)
米国10年債利回りは3週連続の下落となりました。
ドル指数も下落した結果、1ドル107.9円となり、ドル安傾向が続いています。

▼ドル/円 週足チャート
2.ETF/S&P500 ホットマップ
ETFホットマップ

▼アメリカETF
マップ左上にある、ナスダック100指数(QQQ)、S&P500指数(SPY、IVV、VOO)は下落しています。
対して、全米(VTI)が微増している理由は、中小型銘柄の成長が要因です。
マップ中央にある、中型銘柄で構成されるS&P400指数(MDY)、小型銘柄で構成されるラッセル2000指数(IWM)は微増しています。小型・中型株の方が先行して値動きをする為、来週以降に期待したいです。
マップ左下にあるヘルスケア、不動産セクターが好調です。
ヘルスケアセクターはPER等のバリュエーションが低かった為、急上昇した銘柄も見られました。

▼その他株式ETF
マップ中央右上にある新興国ETF(VWO)、中国ETF(FXI)は好調です。
VWOは2月中旬に56ドルの年初来高値を付けた後、3月下旬に50ドルまで下落をしていました。現在、53ドルまで上昇傾向のため、年初来高値の56ドルにチャレンジして欲しいですね。


▼債券/コモディティETF
アメリカ国債に買いが入り、アメリカ長期国債(TLT)が+0.57%と微増するなど、全体的に上昇傾向です。
アメリカ国債だけではなく、社債(LQD)、総合債券(BND)等も軒並み上昇しています。
金ETF(GLD)は+0.03%と微増に終わりました。
ドル高局面で価格は下落中でしたが、ドル指数は下落傾向のため、金価格の上昇も期待しています。


S&P500 ホットマップ


マップ左上の半導体セクターでは全体的に下落しています。エヌビディア/NVDA(-4.07%)、インテル/INTC(-8.51%)と大きく下落しました。
マップ中央上のネットフリックス/NFLX(-7.50%)と大きく下落しています。決算内容の有料会員数の成長鈍化がマイナス要因となり、売られた結果となります。
好調なのは画面中央下のヘルスケアセクターです。一部下落している銘柄もありますが、全体的に好調が続いています。
3.ニュース
先週のニュースを振り返ってみます。
バイデン大統領、富裕層へのキャピタルゲイン増税案
バイデン大統領が富裕層へのキャピタルゲイン税の増税を検討している、とのリーク情報が報じられました。
所得が100万ドル以上の個人を対象とし、キャピタルゲイン税率は20%から39.6%~43.4%に達するまでに増税する事を検討しているそうです。
株式等に投資している富裕層からすると、利益に対する税金が20%から40%へと倍に引き上げられる事になります。
↓ブルームバーグのニュース記事になります。
Bloomberg:米キャピタルゲイン増税、実現なら今年まず売り-パニックは尚早
Bloomberg:米大統領が富裕層キャピタルゲイン増税提案へ、2倍に-関係者
最後に
バイデン大統領の発表、ビットコインの急落など、ボラティリティが高い市場です。
マーケット指標の推移やニュースのチェックをしていきたいですね。
ではでは~。
コメント