私は資産1億円を目指すサラリーマン、ざきちゃんです。(@zakichan_blog)
今回は私が実際に投資している金ETFのGLDMについて説明していきます。
- 分散投資を考えている
- 金ETFに興味がある
- 金ETF同士の優劣をしりたい
では、早速ご説明していきます!
私が金ETF/GLDMに投資している理由
- 株・債券と違う値動きをする
- 金融リスクの際に値上がりが期待できる
- 金ETFの中で最も経費率が低い
金投資とは

そもそも金投資の説明をします。具体的な解説に飛びたい方はコチラ!
金投資とは金に投資をすることです。金価格は毎日変動するため、買った時の価格よりも値上がりを期待して金に投資を行います。
金と株・債券の違い
金以外の投資では株式投資、債券投資が代表的です。株式・債券は金融資産といい、実物が存在しません。一方で、金は実物資産といい、実際のモノが存在します。
株・債券などの金融資産は発行元の国・企業の信用が破綻すると価値がゼロになります。一方で、金などの実物資産はモノであるため価値がゼロになることはありません。つまり、実物資産は金融資産と比べて、経済や景気に左右されにくい特徴があります。

「有事の金」と呼ばれる理由
金は「有事の金」と呼ばれるほど、金融リスクの際に価値が高くなります。例えば、リーマンショック/コロナショックといった金融リスクが訪れた時、金価格は上昇しました。
金融リスクが起きると、国や企業の破綻リスクが高まることで、株・債券などの金融資産の価値は低下します。金融資産の価値が下がった時、経済・景気に左右されにくい実物資産は相対的に価値が上がります。
そのため、金融リスクの際には金価格が上昇すると言われています。株式・債券と金の値動きは後ほど紹介します。
株・債券とは別に、金に投資をする理由
株・債券とは別に、金に投資をすることで、資産全体の下落を抑えることができます。
株・債券だけに投資をしていると、金融リスクが起きた際、資産全体が大きく減ってしまいます。先述した通り、金融リスクの際、金価格は上昇している可能性があります。金に投資をしておくことで、株式・債券の下落を金の価格上昇で相殺できます。
このように株式・債券・金といった異なる資産に分散投資を行うことは、資産全体の下落を軽減することに繋がります。



金投資の方法
投資方法は「金そのものを買う金地金投資」、「証券会社を通じて買う金ETF/金投資信託」などがあります。今回は金ETFに絞って解説を行います。
金ETFとは
ETF(上場投資信託)を用いて、金に投資をする方法です。SBI証券・楽天証券といった証券会社を使って投資します。株式、債券を投資しているのと同じように、金に投資できる点が手軽で好まれています。



金ETFの比較(GLDM/IAU/GLD)


ETF情報の比較
銘柄名 | 名称 |
---|---|
IAU | iシェアーズ ゴールド・トラスト |
GLD | SPDR® ゴールド・シェア |
GLDM | SPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト |
項目 | IAU | GLD | GLDM |
---|---|---|---|
運用会社 | BlackRock | SSGA | SSGA |
組入銘柄数 | 1 | 1 | 1 |
運用資産額 | 300億ドル | 632億ドル | 45億ドル |
配当利回り | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
経費率 | 0.25% | 0.40% | 0.18% |
配当-経費(率) | -0.25% | -0.40% | -0.18% |
配当スケジュール | 配当無し | 配当無し | 配当無し |
引用:ブラックロックHP、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズHP



チャートの比較


引用:Yahoo Finance USA
GLDMは2018年に作られたETFなので、2018年からのチャートになります。



金ETFのうち1つを選ぶ
最も経費率が低いGLDMをオススメします。
金ETFとVTI、VGLTの比較
チャートの比較


引用:Yahoo Finance USA
金(GLD)、株式(VTI)、債券(TLT)のチャートを比較すると、それぞれが全く違った動きをしているのが分かります。
- 2008年:リーマンショック
- 2019年:世界金利低下
- 2020年:コロナショック
金ETFは分散効果を高める
株式と債券と金のチャートを比較した際に、全く違った値動きをしていることが分かりました。2008年リーマンショック以降では株式・債券よりも金が最も価格上昇をしています。2020年のコロナショックでは株式が下落している中で、債券と金は価格上昇を見せました。



金ETFに投資をする方法


証券会社の比較
証券会社を通じて、金ETFに投資を行う事が可能です。国内ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券といった証券会社にて取り扱いがあります。
海外ETFは買付手数料として、約定代金(投資資金)の0%~0.45%が発生します。楽天証券ではGLDMの買付手数料が無料となっています。
海外ETFに投資をすることに抵抗がある方は「1326 SPDRゴールド・シェア」という国内ETFもあります。GLDの円建てバージョンとなっており、経費率0.40%で投資を行うことが可能です。



参考著書/動画
超カリスマ投資系YouTuberが教える ゴールド投資――リスクを冒さずお金もちになれる方法
世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方
高橋ダンさんYoutube
まとめ:GLDMのメリット/デメリット
GLDMのメリット
- 1.株・債券と違う値動きをする
- 2.金融リスクの際に値上がりが期待できる
- 3.金ETFの中で最も経費率が低い
GLDMのデメリット
- 1.利子・配当が無い
- 2.元本保証が無い
- 3.コストが高い



金投資のアセットアロケーション
株式・債券・金・現金といった資産(アセット)をどれくらいの割合で保有すべきかを考えてみます。私は株式70%、債券10%、金10%、現金10%の割合で保有しています。
アセットアロケーションは年齢、家族構成、職業といった要素によって、バラツキがあるため、個々人で考える必要があります。
関連記事
▼分散投資は高橋ダンさんの長期ポートフォリオ戦略を参考にしています。


▼”じっちゃま”こと広瀬隆雄さんの金に対する見解です。


以上、金投資/GLDMについて説明してきました。
これらかも皆さまの投資戦略のために役立つ情報を発信していきます。
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